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2026年06月18日 【資材メーカーを訪ねて】 宮内産業株式会社です。

MEBAE 特集記事めばえ

【資材メーカーを訪ねて】 宮内産業株式会社

協力会社社報めばえ 2025年 秋号 掲載記事

ロゴ

宮内産業株式会社

長野県飯田市

https://www.alps-calf.co.jp/


長野県南部の飯田市。南アルプス・中央アルプス東西に臨み、古くから天竜川を中心とした交通の要衝で、城下町・宿場町として栄えてきました。この地で88年の歴史を持つ宮内産業は、椅子やソファに張る皮革のサプライヤーとして浜本工芸の家具づくりを支えています。


 

 

独自性のある皮革で
浜本工芸の個性を高めていきたい

浜本工芸様との取引は約50年前からです。当社の先代と一緒に初めて広島の本社を訪問した際、貯木場の近くの倉庫内の事務所で、浜本八右衛門社長(当時)とお会いした事を憶えています。その当時から一貫して、貴社は品質に対してもコスト面に対しても厳しさが受け継がれている印象ですね。

当社の創業は、地元で捕獲された野生動物を毛皮にして販売したことがきっかけです。近隣に食肉加工場が多く原料が入手しやすい環境も後押しとなりました。現在、多種多様な皮革製品を手掛ける中でランドセル用皮革についてはトップシェアですが、家具用皮革についてもこだわっています。欧米で生き残っている主な皮革メーカーは家具向けを作っており、靴やカバン、雑貨類の皮革産地は人件費の安い新興国に移っています。大きな市場である自動車向けも、各国の関税や世界情勢に左右されやすいのですが、家具向けの高品質なニーズは今後も先進国で残っていくことが確実視されます。その家具の分野で当社の技術力を活かし、同業他社にない独自性のある皮革で浜本工芸製品の個性を高めていきたいですね。

 

 

宮内産業のモノづくり

一次鞣(なめ)し後の
「ウエットブルー」という状態から
加水と脱水を繰り返し、加工し易くする。

自然乾燥と人工乾燥を組み合わせ、
適正な質感に整える。

二回目の鞣しで用途に適した品質へ。
高さ5mを超えるドラムが
ゆっくりと力強く回転する。

専用の型押し機で、
シボと呼ばれる革調の模様を表面に施し、
均一で端正な表情に仕上げる。

プレス機で上下のゴムと一緒に革を伸縮させ、
シワを伸ばしたり柔らかくしたりする。

ポリウレタン樹脂をコーティングすることで、
傷や汚れに強い強靭な革となる。

 

宮内産業独自のオイルレザー

樹脂塗付による顔料仕上げではない、染料(アニリン)仕上げ。
型押しやトップコートを行わないことで、革本来の風合いが際立つ。

No.3000リビングダイニングチェア
(オイルレザー・CA)

オイルワックスを染み込ませ
アイロンで乾かすことで
独特の色艶が生まれる。

一枚一枚「手揉み」し、
しなやかで深みのある
質感に仕上げる。