この机は、私の母が孫たちに贈ってくれたものです。私は三人兄弟の末っ子で、子どもの頃は自分の机を持てず、お下がりを使っていたこともあり、母が私の子どもたちのためにと買ってくれました。母は銘木屋の孫として育ち、幼い頃から質の良い木に触れながら過ごしてきました。今でも実家には、祖母や曽祖母が使っていた桐や杉の嫁入り道具の箪笥や、戦前の本箱、蓄音機、ボンボン時計なども現役で活躍中で、『良い家具をずっと使い続ける』というのが母のモットーです。そんな母と一緒に選び抜いたのが、浜本工芸さんの机でした。数ある中から一番目を引いたのがこの机で、毎日使う家具だからこそ、見ていて惚れ惚れするようなものを選びたかったのです。質の良さやデザインの美しさはもちろん、使い心地も申し分なく、この机を選んで良かったです。子どもたちが大きくなっても使えるように、そのまた次の世代も使えるように、ずっと大切にしていきたいと思っています。
- アイテム
- 学習デスク
- 使用場所
- 子供部屋
- 購入時期